ちょっといい姉妹
ドラマ
昭和ドラマ「ちょっといい姉妹」 第25話
東京・青山にある歯科医院が舞台。山岡久乃、京塚昌子、大空眞弓が演じる性格の違う異母姉妹3人の日常を描く。人の触れ合い、優しさ、女性の自立などを描いたホームドラマ
1月2日 木曜 4:00 -5:00 BS11イレブン
壊れたケーキを片付けながら、悠子の心は決まった。徹夜でやり直すのだ。母・光子が壊したケーキを一目見た大山は、やりきれない気持ちで夜の道を走り去ったが、皆見が連れ戻した。大山は母のことを詫びながら、自分にも手伝わせてほしいと言った。皆見がうなずくのを見て、悠子は承知した。皆見と大山の手伝いを得て、悠子は夜が明けるまで、目を輝かせながら根気をつめた。
その夜更け、三子は急患を迎え、応急処置で切り抜けた。
その頃、華子は孝司から電話を受け、夜道を急いでいた。順司の様子が変で、男親では手に負えない状態だった。華子は泥酔している順司に水を浴びせ、思いっきり頬を殴った。亡き姉に代わって、甥に説教する華子は悲愴ですらあった。
真夜中、華子も三子も悠子も三姉妹がそれぞれ活躍した不思議な夜だった。
翌日、ウェディングケーキは無事、結婚式場に届けられた。出来栄えも素晴らしく、悠子は気持ちがよかった。そして大山は、母・光子も納得して、ケーキ職人として皆見に弟子入りすることになった…。
(1981年/全29話)
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出演者
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スタッフ
【脚本】田井洋子,北原優 【プロデューサー】石井ふく子
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主題歌
『ちょっといいもの』佐良直美
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おしらせ
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