THE ビッグオー second season
アニメ/特撮
THEビッグオー🅂
Act:25 The War of the Paradigm City
12月27日 金曜 23:30 -0:00 テレ玉1
ユニオンによるパラダイムシティへの空爆が始まった。それはまさに、ゴードンの著した『メトロポリス』の描く光景そのものだった。そこに立ち上がるビッグファウ。ドロシーのメモリーディスクを利用したインターフェイスで、コア・メモリーを内蔵したメガデウスとして甦ったのだ。 その頃、地下に作られた記憶のステージで、エンジェルは呆けたように腰掛けているゴードンと再会。更に、母親の口調で語りかけてきたのはヴェラ
その人であった。己と元老院議員の遺伝子のメモリーを再生するために、ゴードンが栽培した“トマト”の中で、不適合種として切り捨てられたものこそ、自分やエンジェル、そしてユニオンだと語るヴェラ。エンジェルはヴェラに銃口を向けるが、逆にヴェラに鞭打たれてしまう。スーツの背中が裂け、羽跡のような痣に傷跡が重なって行く。それを止めたのは、ロジャーだった。「お前も我等と同じく人工栽培の出来損ない!」と罵声を
浴びせるヴェラに、ロジャーは生まれと一人の人間の生き方は別物であると力強く言い放つ。その時、ゴードンが明瞭な口調で真実を語り出した。ユニオンなど存在せず、エンジェルこそがメモリーであり 、ロジャーに依頼された約束とはこの世界を演出する者との交渉だったのだと。その頃、天上を目指し飛んでいたビッグ・デュオは、神ではなく古びた照明装置が点在する外壁に激突し四散した。世界自体が、ステージだったのだ。