ドキュメンタリー/教養
密着!空港警察:南アメリカ「ウソをつくベテラン運び屋たち」🈔
1000キロのコカインの取引情報を持っているとうそぶいて減刑を求める男に、各国の紙幣を大量に持つインドネシア人女性まで。ベテランの運び屋たちは平気でウソをつく。
12月27日 金曜 2:00 -3:00 ナショジオ
ペルーのリマにあるホルヘ・チャベス国際空港、コロンビアのボゴタにあるエル・ドラド国際空港は、南アメリカで格別に忙しい空港だ。連邦警察は違法行為を阻止するため1日24時間、週7日、休まず活動している。主な脅威はコカインの密輸。乗客はコカインを体の表面のみならず、体内に忍ばせたり、食料品や飲料品に隠したりする。若者や高齢者、頻繁に飛行機を利用する客、子連れの親まで、様々な背景を持つ運び屋の逮捕劇に迫る。
ベテランの運び屋たちは平気でウソをつく。フリーランスの運び屋が1000キロのコカインの取引情報を持っていると言って減刑を持ち掛けてくるが、ウソであることを見抜いた捜査官たちは相手にしない。またインドネシア人の女性は荷物にコカインが入っていることなど知らなかったとしおらしく主張するが、彼女のバッグにはさまざまな国の紙幣が大量に入っていたのだ。それは各国を渡り歩くベテランの運び屋ならではの持ち物だった。