FNSチャリティキャンペーン「ネパール〜見捨てられた20万人〜」
ドキュメンタリー/教養
FNSチャリティキャンペーン「ネパール〜見捨てられた20万人〜」
2023年11月ネパール西部を襲った地震で被災者は家族や住宅など全てを失いました。大災害で貧困から抜け出すことが困難になった住民の現状を倉田大誠アナが取材しました。
12月27日 金曜 0:30 -1:00 BSフジ・181
2023年11月、ネパール西部の山岳地帯をマグニチュード6.4の地震が襲いました。
深夜に起きた強い揺れで、簡素な造りの住宅は倒壊し、150人以上が死亡、被災者の数は20万人に上りました。
地震発生から半年、フジテレビの倉田大誠アナウンサーが首都カトマンズから1日かけて同国西部の被災地へ。
被災地では、地震で倒壊した郡庁舎や多数の住宅が手付かずのまま残され、住民は被害を逃れた親族の元に身を寄せたり、仮設住宅でいのちをつないでいました。
ネパールは人口3000万人の内陸国で、ヒマラヤ山脈を擁し世界遺産の歴史的建造物が立ち並ぶ一方で、近年の気候変動で、土砂崩れや洪水など大規模な自然災害が頻発し、住民たちは翻弄されています。
倉田アナウンサーは、被災地で、二次災害の危険から集落ごと移転を迫られた村、水源を失い一日に何度も水くみをして母親を支える少女、そして息子と家を地震で失い途方に暮れる母親を取材しました。
支払われるはずの支援金が滞り、住民は貧困から抜け出せない状況に陥っています。
現金収入を得るため大半の男たちは国外へ出稼ぎに行き、村には女性と子供達しか残っていません。
観光立国ながら災害多発国でもあるネパールの、知られざる厳しい現実をご覧ください。