王様のレストラン
ドラマ
王様のレストラン 第5話
三谷幸喜脚本で贈る、傾きかけたフレンチレストランの再建のために呼ばれた伝説のギャルソンと、彼に触発された若者たちが倒れかけたレストランの再建を目指す人間ドラマ。
12月30日 月曜 16:55 -17:55 チバテレ1
奇跡を見たければ、その店に行けーーこんな諺があるが、閉店後のある夜の「ベル・エキプ」には、不思議なムードが漂っていた。梶原(小野武彦)は久々に客が残した高級ワインにありつけ、毎日皿を割る佐々木(杉本隆吾)は、この日は一枚も割っていない。髪が気になりだした範朝(西村雅彦)にとっても、とかしたブラシに一本も抜け毛がついておらず、小さな希望がわいてきた。
千石(松本幸四郎)にしても、最後に見回った店内でコインを拾い、弾き飛ばして手を開くと念じた通りの結果。「当たった」と微笑みをもらしたのだ。そんな何かが起きそうなムードの中、しずか(山口智子)と千石が店の名物となる新メニューを考え始めた。
一方、政子(鈴木京香)は範朝への不信から「店を辞める」と言い出す。取りなす禄郎(筒井道隆)だが、政子と範朝の関係を初めて知らされガックリ。新メニューに対して理想を求める千石。早く切り上げたいしずか。どんな奇跡が起きて、どんな新メニューが誕生するか・・・。