ドキュメンタリー/教養

窮地のヒトラー:進撃の連合軍 5「リュティヒ作戦」🈑

ノルマンディーでのヒトラーの反攻作戦で、モルタン近傍の314高地に閉じ込められた米軍部隊が、独軍のアヴランシュ進撃を阻止するべく必死の抵抗を試みる。

11月6日 水曜 21:00 -22:00 ナショジオ

1944年6月6日のD-Day以降、ノルマンディーの海岸に上陸した連合軍は続々とヨーロッパ各地へ進攻していた。しかし海岸堡は確保したものの、占領下のヨーロッパの海軍基地、城塞、要塞都市などの軍事拠点は、依然としてドイツ軍が強固な掌握を続けていた。これらはナチスの支配を打ち破り、占領されたヨーロッパを解放するために、敗北の瀬戸際で繰り広げられた連合軍による命懸けの戦いの物語である。
1944年8月、ノルマンディー上陸作戦で大打撃を受けたヒトラーは“リュティヒ作戦”で反撃を開始。指揮するのは西部軍総司令官クルーゲだ。港町アヴランシュ奪還を目指すクルーゲは、まず東のモルタンを攻略。近傍の314高地に米軍第120歩兵連隊E中隊と、ワイス中尉たち砲兵隊の前進観測班が閉じ込められる。圧倒的に不利な状況の中、E中隊と観測班は、独軍のアヴランシュ進撃を阻止するべく必死の抵抗を試みる。