ドラマ
殺人銀行(2001)
強盗たちはなぜ殺されたのか?密室の支店で4人全員が次々と謎の死!真相に迫る女課長を殺意のトリックが…(2001年)
出演:斉藤由貴、蟹江敬三、豊原功補、春名美咲 ほか
11月5日 火曜 0:00 -1:40 テレ朝チャンネル1
興和銀行隅田支店はその日、新聞で銀行の経営危機が報じられたため、3時の閉店間際まで預金引き出しの客でごった返していた。預金課長の桐生若菜も、客の対応に追われながら焦っていた。3時に大口の顧客が訪ねてくることになっており、その応対もしなければならない。
やがて閉店となり、客も引き揚げて行った。若菜は予約客を迎えるため通用口に急いだ。そんな若菜の携帯電話が鳴った。
娘の沙智からで、熱が出て苦しいと訴える。自宅には沙智しかいない。そこで若菜は仕方なく、別れた夫の真鍋幸雄に連絡をとり、沙智の面倒を見てほしいと頼んだのだった。
この電話中に通用口のチャイムが鳴り、若菜はチェーンロックを外してドアを開ける。ところが外にいたのは予約客ではなく、目出し帽を被った4人組だったのだ。
4人組は若菜に拳銃を突きつけ、行内に乱入、和久井支店長以下行員を人質にとって、3億円を要求した。
予約の顧客と勘違いして通用口を開けてしまった若菜は、図らずも強盗を引き入れることになってしまった自分の迂闊さを悔やんだがどうすることもできない。
若菜の背中に拳銃を突きつけた強盗は、彼女自身に現金を集めるよう命じる。ところが突然行内が停電になり、一味は混乱に陥る。
強盗の一人が、配電盤を調べるため、女子行員の木野道子を連れて一階フロアから出ていった。
その後、金庫の金を奪うため、二番目の強盗が若菜を連れて地下金庫へと向かう。そして金庫室で、若菜は強盗に殴られ気を失ってしまう。さらに、一向に回復しない状況にいらだった他の二人も一階フロアを後にした。