世界文学への招待
趣味/教育
世界文学への招待 第6回
「楽譜としてのテクストーロラン・バルト「作者の死」とその後の現代批評」
11月6日 水曜 11:15 -12:00 放送大学テレビ
ロラン・バルトの「作者の死」(1968年)は、文芸批評のあり方を根本から変えてしまい、「人と作品」について書くことがためらわれる状況が現れた。作品の中で語っているのは、作者ではなく、非人称の言語活動である──この考え方が広まってから半世紀経った現在、むしろ「人と作品」を語ることによってこそ、テクストへの理解が深まると考えられている。いったい何が起こったのだろうか。
バルト以降の批評の流れを、フランス現代批評を代表するアントワーヌ・コンパニョンとウィリアム・マルクスの評論を通して振り返ってみる。
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キーワード
作者、読者、アレゴリー、文献学、期待の地平
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出演者
東京大学大学院教授 塚本 昌則